理科教室 2022年11月号(No.815)

巻頭エッセイ 10年間の我が家の電力事情 觜本格
巻頭口絵 大阪公立大学附属植物園で再現された日本の樹林 厚井 聡 ・・・・02
実践記録
小学校6年 植物のからだの水の通り道 角野 美和 ・・・・08
高校 市民の基礎的概念としての「力と運動」 前川 拓也 ・・・・14
ここがポイント! 理科の授業
小学校4年 とじこめた空気と水 高松 諭志 ・・・・22
* 小学校5年 ふりこ 箕輪 秀樹 ・・・・27
特集 自然とつなげる生物教育
主張 自然とのつながりを意識した理科授業を実践しよう! 大谷 康治郎 ・・・・33
1 植物園で樹木を学ぶ 厚井聡 ・・・・34
2 生物多様性を捉える 小栗 恵美子/沓掛 丈/江口 克之 ・・・・40
3 今日的教育課題解決のための森林ESD実践とその研究 宮村 連理 ・・・・50
4 当事者意識を持って環境問題を捉えさせたい 太田 賢良 ・・・・58
5 意思決定・合意形成の能力を育成するための教材開発 福井 智紀 ・・・・65
実験・観察 小学校5年 「人のたんじょう」では羊水の実験をしてみませんか 野末 淳 ・・・・73
           「解剖のすゝめ」~シシャモの解剖~ 松山 紀子 ・・・・74

視点 学習指導要領の変革を目指して 5「中学校1年 生物分野を検討する」 石渡 正志 ・・・・78

* 行ってみよう科学探険 土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム(山口) 松下 孝幸 ・・・・86

読者のひろば ・・・・88
理科サークル東西南北・・・・90
科教協だより 石井 登志夫 ・・・・91
読書室「人と動物の日本史図鑑』 ・・・・92
読書室「感じて理解する~視覚に障害のある生徒への教育実践」 ・・・・93
教育情報「令和の日本型学校教育と教員研修」 大野 栄三 ・・・・94
次号予告 ・ 編集後記 ・・・・96
情報ボックス ・・・・32
原稿募集 ・・・・32

表紙写真・文 小林 孝雄 ・・・・ ホシガラス (青森県外ヶ浜町) カケス (弘前市座頭石)
 高山に住むホシガラスが津軽半島の北端の竜飛崎に。ここは本州と北海道の間にある津軽海峡を渡る鳥たちの渡りの起点となる場所。竜飛崎灯台でホシガラスがすぐ近くに。この鳥を初めて見たのは秋田県の後生掛温泉。アオモリトドマツの球果を上手に取って咥えてどこかに運んで行く。冬の蓄えにするそうだ。その姿から烏帽子を付けた「カラス天狗」はこれだと確信!  

* →【AR対応画像】あり。使用法は P.96 をご参照ください。