理科教室 2022年9月号(No.813)

理科教室 2022年9月号(No.813)
理科教室 2022年9月号(No.813)

Contents     2022.9   No.813 Vol.65  No.9

巻頭エッセイ   感性は理性を生み、理性は新しい科学を生む  山矢 昌 ………… 表2

巻頭口絵 生きた教材で学べる植物園 咲くやこの花館(大阪)  田中 彩子 …………… 02

ここがポイント!理科の授業

小学校6年 生物どうしのつながり  大関 東幸 …………………………………… 08

実践記録 小学校4年 電気のはたらき  玉井 裕和 …………………………………… 12

中学校3年 対話を中心に行う落体運動  手塚 博紀 …………………… 21

大学 学生と創る「変動する大地」2022 鈴木 邦夫 ………………… 28

特集 イオンの授業をどうつくるか

主張     イオンの学習からより深い物質理解へ  箕輪 秀樹 …………………… 36

中学校・高校のイオンの授業づくり  小松 寛 …………………………… 37

「原子」と「イオン」の存在を土台に物質の世界を知る  菅原 正志 ……… 44

ボーアの原子モデルで系統立てた化学の授業  奥田 雅史 …………… 50

感性から論理への転換と原子、イオンの学習  堀内 和徳 ……………… 56

イオンと分子の違い  山本 喜一 ……………………………………………… 63

視点 学習指導要領の変革を目指して4「小学校6年 生物分野を検討する」  石渡 正志 … 71

実験・観察 サザエを解剖して、軟体動物・腹足類の体のしくみを学ぶ   渡辺 採朗 … 80

行ってみよう科学探険 横倉山自然の森博物館(高知)  宮地 萌 ……………………… 86

読者のひろば …………………………… 88

理科サークル東西南北 …………………… 90アオバト1

科教協だより 吉埜 和雄 ………………… 91

読書室『はっけん!オタマジャクシ』………… 92

読書室『なぜ力学を学ぶのか』……………… 93

教育情報「教員養成の新しい必修科目『総合的な学習の時間の指導法』」 北林 雅洋 …94アオバト2

次号予告・編集後記 ……………………… 96

原稿募集………………………………… 55

 

<写真解説> 群れで身を守るアオバト(青森県深浦町千畳敷海岸)

アオバトはハヤブサを警戒し用心深く林の中に隠れています。4~5羽の偵察隊が林から海岸まで飛んで一回り。これを数回繰り返して 200羽ほどの群が一斉に海岸の岩場に向かいます。岩の隙間の海水を飲んだり、海水に頭を突っ込んだりしてすぐ林に帰ります。海岸はハヤブサには良い狩場で、犠牲も出ます。危険を冒してまで海水を飲む理由は、親鳥が雛に与える鳩特有のピジョンミルクに必要なミネラルを補給するためではないかと考えられています。(表紙ともに 写真・文 小林‌孝雄)

→【AR対応画像】あり。 使用法は P.96 をご参照ください。