理科教室 2018年1月 (No.757)  (目次 末尾の数字はページ)

巻頭エッセイ 多様性に想う 早川憲三 表2

巻頭口絵 東北大学の「たからもの 」黒柳あずみ 02

低学年の窓 小学校1・2年 子どもたちは知りたがっている高橋真由美 08

教科書を超えるプラスワンの授業

小学校4年 水のすがた~“水蒸気は水の気体”が分かるために~ 児玉久美子 12

 小学校6年 電気の学習発電と電気の利用 井上一晴 16

実践記録 小学校5年 花のつくり・花から実へ 山口誠 20

     小学校6年 「植物のからだのはたらき」で工夫したこと 木村匡司 25

     高校 風の吹き方を水平対流で学ぶ 山崎慶太 30

特集エネルギーの理解を目指して

主張 エネルギー概念をつかって自然科学を見渡そう 八田敦史 36

1 もし私が小学校で授業をしたら 阿久津嘉孝 37

2 高校物理のエネルギー学習 石井登志夫 43

3 仕事とエネルギーの授業 川島健治 49

4 熱や電気分野でエネルギー概念を視覚化する試み 石川幸一 54

5 カルノーが考えた熱機関まで、やってみようと思います 吉埜和雄 60

授業で使える科学のはなし 電磁石にはどうして鉄芯を入れるの? 鈴木健夫 68

基本の“き” いっぽいっぽ(No.2) 松本徳重 70

視点 スライム作りから見える世界 藤田勲 72

   低学年教育について 谷哲弥 76

現代科学の話題 安定同位体から解き明かす縄文人の食性と移動 日下宗一郎 80

障害児と自然科学教育 魔法のカード「あぶり出し」 市川広義 84

行ってみよう科学探検 東北大学の研究者たちの「たからもの」を見に行こう 黒柳あずみ 86

読者のひろば 88

理科サークル東西南北 90

科教協だより 91

読書室(子どもに読ませたい科学の本) 92

読書室(書評) 93

 

教育情報 94

次号予告・編集後記 96

→【AR対応画像】あり 使用法はp96

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 会場への一番わかりやすい地図はこちら(PDF)New

科学教育研究協議会冬の全国研究会 2018.1.14

とき 2018年1月14日(日) 9:30~講演会  13:00~ 実験講座

ところ 全国教育文化会館エデュカス東京(千代田区二番町12-1 03-5210-3511)

参加費 会員1000円 非会員2000円 学生無料

主催 科学教育研究協議会

講演 「縄文人の食生活を蘇らせる」

講師 日下宗一郎さん(ふじのくに地球環境史ミュージアム)
 縄文時代の遺跡から出土した古人骨を安定同位体分析という手法を用いて, 昔の人々がどのような食物を食べていたのか, 子どものころにどこに住んでいたのかについてお話しします。ヒトからの情報だけではなく, 自然環境における地質や水質, 動植物の情報を総合して, ヒトと自然との関係を歴史的な観点から紐解いていきたいと思います。みなさんに面白いと思っていただける研究をめざしています。

午後の実験講座

授業に活用できるや授業プランを実際に楽しく紹介(小・中高別)

〜職場の仲間を誘ってご参加ください。お土産もあります〜

実験提案者
菅原正志 今井正巳 岩間滋 佐久間徹 小幡勝 八田敦史 野末淳丸 山哲也

すがたを変える水(物の三態変化)
 教科書は水の三態変化(氷⇆水⇆水蒸気)を扱います。水以外の物質も温度によって固体⇆液体⇆気体と姿を変える現象を取り上げることで,三態変化を理解していけるような実験を紹介します。

ものの温度と体積変化
 水や空気の塊が浮いたりしずんだり,温度変化による水,空気の動きをわかりやすく見せるために,水や空気の体積変化実験セットを試作しました。ポリ袋や空気砲を利用して, 身近にある材料で児童が個人実験できるものを紹介します。

圧力・電流回路・抵抗実験
 教科書内容ではまくいかない実験を,確実にできる方法で紹介します。実験器具の実費頒布,作り方も紹介します。N体感器,圧力を測らせる,パスカルの原理説明器,「力=圧力×面積」実験器,セメント抵抗で抵抗概念,電気でも爆発,電力が目で見える。等。

川のはたらきと大地のつくり
 小学校5・6年の地質学習は,ビデオ教材に頼りがちです。そこで,室内でもできるV字谷や扇状地の作られ方のモデル実験。学校にあるボーリング試料を授業の中で有効に活用する方法を単元の全体計画を踏まえて紹介します。

電気と私たちのくらし
 ゼネコンを使って,電気を動かすには,力が必要であることを実感しましょう。豆電球をたくさん光らせるには,大きな力が必要です。LEDと白熱電球の違いをわかり易く学習できる方法を提案します。

電気とわたしたちのくらし
 教科書では,発電の学習をはじめるときに,いきなりゼネコンが登場します。ゼネコンの中に入っている発電機は,モーターであることを実験で確かめましょう。モーターで発電できた電気は,家庭用の電気と同じなのかどうなのか確かめます。あなたは,どう思いますか。

『イオンと食べ物』紙芝居
 仮説実験授業の「イオンと食べもの」(新訂95.6版)を紙芝居風にまとめた実践を,子どもたちとのやり取りから生まれたエピソードも交えながら,皆さんと一緒に楽しみたいと思います。この実験で使う「イオンテスター<セット>」を3名限定(初任者優先)でプレゼントします。

ヨウ素デンプン反応はおもしろい
 ヨウ素デンプン反応は,小・中学校でよく行われる非常におもしろく不思議な実験です。ヨウ素液は何を使いますか。私は市販のうがい薬です。実験に合わせて,水でうすめて反応の濃さを調整します。うがい薬で,他にどんな実験ができるでしょうか。お楽しみに。

理科教室 2017年12月 (No.756) (目次 末尾の数字はページ)

巻頭エッセイ 科教協のおかげです 松田泰尚 表2

巻頭口絵 西オーストラリア州Outback(未開発地)のジオサイト訪問へのいざない 根本泰雄 02

低学年の窓 小学校1・2年音の出るおもちゃを作ろう。 小林浩枝 08

教科書を超えるプラスワンの授業

 小学校6年 地震と火山「日本の国立公園の多くには火山があるの?」の学習をプラスする 佐藤完二 12

実践記録 中学校1年 大地の変動 伊藤浩史 16

特集 地震・火山国における日本の地学教育

主張 地震・火山の本質を理解し授業に活かそう 松本さつき 23

1 地震とは何か? 加藤石貞一 24

2 熊本地震はどのようにして起こり、何をもたらしたか? 林愛明 30

3 3.11東北地方太平洋沖地震による津波はどのように遡上したか 平川一臣 33

4 岩手県におけるイベント堆積物 はぎ取り標本の作製と授業実践 小野寺弘幸 40

5 震災体験記:海の街から、あの時の想いを 吉田結美子 46

6 火山はなぜそこにあるのか 川本竜彦 51

7 日本列島の地震と火山は今後どうなるのか 鎌田浩毅 57

授業で使える科学のはなし 世界のなかで日本は火山が多いの? 皆本格 64

基本の“き” いっぽいっぽNo.1 松本徳重 66

理科教師日記 被災校発、理科室の設計物語り 菅原正志 68

現代科学の話題 たんぽぽ計画と宇宙での生命探査計画 山岸明彦 74

障害児と自然科学教育 読み聞かせには、科学読み物も 伊藤廣子 78

行ってみよう科学探検 公益財団法人 目黒寄生虫館 脇司 80

読者のひろば 82

理科サークル東西南北 84

科教協だより 85

読書室(子どもに読ませたい科学の本) 86

読書室(書評) 87

教育情報 88

『理科教室』項目別総目次(2017年1月号~12月号) 90

次号予告・編集後記 96

理科教室 2017年11月 (No.755) (目次 末尾の数字はページ)

巻頭エッセイ 自然と自然科学を! 子どもたちと共に! 私の現在 石橋峯生 表2

巻頭口絵 足元の小さな世界 吉田譲・塚本勝也 02

低学年の窓 小学校2年 落ち葉や木の実で遊ぶ前に見ておきたいこと 高鷹敦 08

教科書を超えるプラスワンの授業

 小学校4年 物の温度と体積 合馬和章 12

 小学校4年 水の三態変化を扱う前に教えたい「固体・液体・気体」 八田敦史 16

実践記録 小学校3年 磁石 山内衛 20

     小学校6年 物の燃え方 宮崎亘 25

     中学校1年 物体の温度 千足優子 30

     中学校1年 中学校1年生の化学分野をどう学習するか 藤本敏秀 35

奮闘記 中学校1年 「中学の地震」に取り組んで 森みずき 40

特集 化学変化をマクロとミクロで

主張 日常の現象を、化学変化だと捉えなおせる理科の授業 小俣裕子 44

1 化学変化のマクロとミクロ 高橋匡之 45

2 重さを量るイメージを作る 中嶋久 51

3 粒子概念を「必然性を持って」、「段階的に」 金子真也【AR対応画像】 55

4 「科学と人間生活(2単位)であつかった原子、分子の学習」 澤田史郎 63

理科教師日記 いきいきワクワク授業実践 菅原正志 68

実験観察 平松式ペットボトル人工雪発生装置の改良 寺島禎一 72

       硫化実験の危険性 富田尚道 74

視点 金属光沢をはっぎりつかませるために鏡づくりと鏡の通電を 野末淳 77

   ゼロ・ウェイスト社会をめざして 広瀬立成 78

現代科学の話題 日本の重力値の基準を40年ぶりに更新 平岡喜文 82

障害児と自然科学教育 「わくわく科学実験」6年目やってます。 いおかやすいち 86

行ってみよう科学探検 石川県ふれあい昆虫館 坂井芳子【AR対応画像】 88

読者のひろば 90

理科サークル東西南北 92

科教協だより 93

読書室(子どもに読ませたい科学の本) 94

読書室(書評) 95

次号予告・編集後記 96

 

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科教協 関東甲信越ブロック学習会
(兼 2018年度全国研究大会プレ群馬大会)
~教師も子どもも夢中になる楽しくわかる理科授業をめざして!~

主催:科学教育研究協議会群馬支部
後援:高崎市教育委員会、群馬県PTA連合会、高崎市PTA連合会、上毛新聞社

11月4日(土)午後1時~5時
11月5日(日)午前9時~12時

1日目 高崎市中央公民館(高崎市末広町27)P有り
科学お楽しみ広場
講演「尾瀬の野鳥」
講師 平井 敦さん(片品の厳しい自然の中で子どもたちと観察した鳥のお話し)

2日目 高崎健康福祉大学8号館(高崎市中大類町58-2)Pは第1、第2駐車場へ
授業づくり講座(自然やものから学び、楽しくわかる理科の授業をどう展開したらよいか考えます)

【参加費】1日目のみ1000円、2日間とも参加1500円、
     科学お楽しみ広場のみ参加、子ども無料、大人500円(教材費実費)

日程
11月4日(土)
12:30 受付
12:30 科学お楽しみ広場
    (教材教具展示や実験・観察、たのしいものづくりなどを行います)
15:00 休憩
15:30 講演「尾瀬の野鳥」
17:00 終了

11月5日(日)
8:30 受付
9:00 授業づくり講座1(小5、小3、低学年、中学)
10:30 休憩
10:40 授業づくり講座2(小6、小4、特別支援、中学)
12:10 打合会
12:40

内容

1日目【科学お楽しみ広場】(於高崎市中央公民館集会ホール)

予定している出展内容

新型回転登り虫、CDゴマ、おりぞめ、スライム、リングキャッチャー、ベッコウアメ、よく飛ぶ竹とんぼ、磁石と砂鉄、原始力船バイブレード号(ポンポン蒸気船)、動物の骨、落ちないリンゴ、おもしろテスター、空気で遊ぼう(傘袋ロケット、ペットボトルポン)、火おこし、石をみがいてみよう、スミレの花の写真とスミレのくらし、偏光板工作「ブラックウォール」、まゆ玉ころりん、見える! 感じる!! この地球の空気の力、空気砲、音と振動と回転、世界の珍しい実とタネ&飛ぶタネ、マグヌスカップ、磁石の学習、いろいろな気体のシャボン玉作り、雲のでき方、水中の小さな生物の紹介と配布(ゾウリムシ、ボルボックス等)、カベを通り抜けるビー玉等おもしろ科学工作、音のおもちゃワンワンを作ろう、ビー玉で遊ぶコロコロボックス、ゴム動力トンボ等、園児も楽しめる理科工作、温度計を使わずにできるカルメラ焼きと科学面白グッズ、飛ぶコマなど、みんなで楽しめる簡単で面白い実験、中学校の授業で使える実験紹介、那珂川流域の貝化石、科教協委員会(理科教室・授業づくり)

2日目【授業づくり講座

(自然やものから学び、楽しくわかる理科の授業をどう展開したらよいか考えます)
(於高崎健康福祉大学8号館2階)

講座1
小5「電磁石」箕輪 秀樹(栃木
1本の導線に電流を流すと磁界が発生し、それを束ねたものが電磁石になるという原理を示して、学習を展開します。

小3「明かりをつけよう」河野 太郎(山梨)
電気学習のもとになる「回路」と電気をよく通す「金属」について、実験を交えながら学習の流れを紹介します。

低学年「振動を遊ぼう」石橋 峯生(群馬)
ものをたたいたり音で振動させて、小さな羽根を回します。また、電気や光の実験も行います。

中学「物質と原子」粂川 祥一(栃木)
実験を沢山、意見もいっぱい、ノートもしっかり、何よりも原子を理解してほしいーそんな思いで取り組んだ授業を紹介します。

講座2

小6「水溶液の性質とはたらき」小幡 勝(東京)
水溶液の性質を酸性・中性・アルカリ性とわけるだけでなく、酸のはたらきを中心に、実験を交えて学習します。

小4「水のすがたとゆくえ」合馬 和章(埼玉)
子どもたちにどこまで教えればいいのか、教材研究はどこまですべきかー実験をしながらプランを紹介します。

特別支援「空気の学習 手を使ってものと関わろう」伊藤 廣子(東京)
空気の学習は、目に見えないけれど確かにものがあることがわかる子どもたちが興味を持てる学習です。空気の授業をどのようにつくるか、手をいっぱい使って空気と関わる教材も紹介します。

中学「動物のからだのはたらき」吉野 弘(群馬)
動物の学習で、豚の内臓を観察しました。気管・食道・肺・心臓・肝臓・眼球…映像を交えてその報告をします。

科教協とは

 理科教育に関心をもつ小、中、高、大学までの教師や、研究者、学生、市民も参加している民間の研究団体「科学教育研究協議会」(略称「科教協」)です。設立は1954年、全国に支部があり、自然科学が楽しくわかる理科授業の創造を目指し実践研究の交流をしています。また、月刊誌「理科教室」を編集しています。今回の大会は、理科に興味のある方ならどなたでも参加できます。
 来年は、群馬で全国大会もあります。ぜひ、お出かけください。

問い合わせ先  科教協群馬支部事務局長  福田 利明 電話027-373-5476

理科教室 2017年10月 (No.754)(目次 末尾の数字はページ)

巻頭エッセイ 自分のテキストを持とう! 高木克仁 表2

巻頭口絵 全国から実践記録を持ち寄り、広島に集う 02

教科書を超えるプラスワンの授業

 小学校4年 物の温まり方 生田国一 08

 小学校5年 物の溶け方 甲斐昌平 12

 小学校5年 流れる水のはたらき 野末淳 16

 小学校6年 太陽と月 宮内主斗 20

実践記録 奮闘記・小学校5年 雲と天気の変化 加藤耕太 24

       奮闘記・中学校2年 学習課題方式の授業を電流回路で初めて実践して 宮田康宏 30

       奮闘記・高校1年 学校周辺での野外実習 堀しづ子 35

特集 岩石から見える地球の歴史

 主張 岩石から読みとる大地の変動 今井正巳 40

 1 岩石学と理科教育 野坂俊夫 41

 2 小学校の岩石学習 山口誠 47

 3 教科書で学ぶ岩石は実は身近にたくさんある 餘目崇史 52

 4 中学1年 火成岩の学習 竹本健一 56

 5 どうする?教材がない高校で、地学を専門としない教員による岩石の学習 藤原靖 61

授業で使える科学のはなし どうして日食や月食がおこるの? 草刈英郎 66

                 海底だった低地 鈴木邦夫 68

基本の“き” 理科授業は真似ることから 斎野秀一 70

視点 いつでも教材探しのアンテナを 谷賢一 72

家族の前で化学実験をさせる試み 高橋匡之 74

現代科学の話題 絶滅危惧種オキノタユウの保全と再生の展望 長谷川博 80

障害児と自然科学教育 初めての「でんきであそぼう」の学習 三浦敏則 84

行ってみよう科学探検 馬の博物館 村井文彦 86

読者のひろば 88

理科サークル東西南北 90

科教協だより 91

読書室(子どもに読ませたい科学の本)92

読書室(書評) 93

教育情報 94

次号予告・編集後記 96

科教協全国研究大会広島大会での「科学お楽しみ広場」の実演の一部がYoutubeにアップされています。

(Youtube のタイトル画像が全て表示されるまで少し時間がかかります)

URLはこちら➜ https://youtu.be/knzalU8jE2E

⇊ おもしろ科学おもちゃ01

⇊  くるくるレインボー

⇊  ぶるぶるテスター

⇊  ベンハイムのコマ

⇊  楽しさと不思議さを感じる教材・教具・ものづくり

⇊  岩石実物図鑑をつくろう

⇊  筋肉と骨のモデル

⇊  金と真鍮

⇊  針金の下を行く磁石のコマ

⇊  太陽の動き (日時計) 

⇊  浮き出る文字


理科教室 2017年10月 (No.754)(目次 末尾の数字はページ)

科教協第65回全国研究大会

2018年8月3日(金)、4日(土)、5日(日)

会場 8月3日 高崎市中央公民館、高崎市総合文化センター
   4日5日 高崎健康福祉大学高崎高校(「健大高崎高校」)

8月4日5日は高崎市でお祭りと花火大会が開催。
交通規制があります。宿泊は早めに予約を。

8月3日 記念講演 矢島 稔さん
(ぐんま昆虫の森名誉館長 元多摩動物公園園長 ラジオ番組「夏休み子ども科学電話相談」の回答者を33年間務める)

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理科教室 2017年9月号 (No.752) (目次 末尾の数字はページ)

巻頭エッセイ サークルで教えてもらいました 生田国一 表2

巻頭口絵 南アルプスの高山帯 村松武 02

低学年の窓 小学校1・2年 『いきものとなかよし』(秋の虫さがし)を、どう授業にするか? 高鷹敦 08

教科書を超えるプラスワンの授業

 小学校 4年とじこめた空気と水 山口勇蔵 12

実践記録

 小学校2年 昔から日本でくらすスジエビを教材に 勝原崇 16

 小学校6年 「大地のつくり」の授業 中山雅彦 22

 中学校3年 細胞分裂 池田享平 27

特集 やさしくて本質的な理科実験

主張 子ども達が自然科学の基礎を獲得できる実験を 高鷹美恵子 33

 1 目的をもって自然に問いかけるそれが実験 高橋洋 34

 2 単元の学習のコアになる実験を見つけよう(小4) 玉井裕和 40

 3 変えるものを明らかにして実験する(小5) 谷哲弥 45

 4 金属が変化したことを示すマグネシウムと塩酸の反応(小6) 宮内主斗 50

 5 私を魅了した実験たち 餘目崇史 55

 6 自分の考えを検証するための物理実験 小野洋 60

 7 中学生がつまずくところを模索して 高橋匡之 65

 8 ニクロム線でスチールウールへ点火する実験装置の工夫 藤枝昌利 70

 9 手軽に生物実験をしよう 山岸尚子 72

実験観察 小学校のどの学年でも可能 種集め 野末淳 76

食塩結晶の劈開を利用してアボガドロ定数を求める 峰島不可止 78

現代科学の話題 日本発の新元素ニホニウム 本林透 80

障害児と自然科学教育 稲作 松本さつき 84

行ってみよう科学探検 熊本県御船町恐竜博物館 池上直樹・富澤由規子 86

読者のひろば 88

理科サークル東西南北 90

科教協だより 91

読書室(子どもに読ませたい科学の本) 92

読書室(書評) 93

教育情報 94

次号予告・編集後記 96

理科教室 2017年8月号 (No.752) (目次 末尾の数字はページ)

巻頭エッセイ 私にとって平和と広島とは 森 みずき 表2

巻頭口絵 流氷とその下の世界 桑原 尚司 02

教科書を超えるプラスワンの授業

 小学校5年「花から実に」で扱いたい「種子の散布」 丸山 哲也 【AR写真対応】 08

低学年の窓 小学校1・2年 教科書より力をつけさせる観察カードに 高鷹 敦 12

実践記録 小学校1年 こまの学習「よく回る手作りごまを作ろう」 山崎 美穂子 16

     中学校1年 物質の性質 千足 優子 21

授業研究 小学校2年 体の骨をさぐる 根岸 あずさ 26

     小学校2年 低学年の時期に欠かせない教育を明らかに 高鷹 敦 36

特集 アクティブ・ラーニングを超える授業研究

主張 子どもたちが力を合わせて自然科学の概念や法則を獲得できる授業づくりを 鈴木 邦夫 38

1 授業を創る 伊藤 浩史・松井 吉之助 39

2 中3「運動力学」の実践を通して、自分自身の「力と運動」についての認識を捉えなおす 金子 真也 48

3 子どもたちが主体的に学ぶことができる授業をつくる 福田 圭志 55

4 自然のきまりを主体的に学ばせる奥の手は何か? 勝原 崇・井上 龍一 61

授業で使える科学のはなし 実を見ればめしべがわかる 高橋 洋 70

実験観察 硫化鉄実験の事故はなぜ起こったか 田中 新治 72

     簡易同定表でアリの種類を調べよう 吉澤 樹理 74

     ドミノ倒しで地震波を教える 小野寺 弘幸 76

視点 第66次教育研究全国集会in新潟に参加して 増子 要一 78

現代科学の話題 スペースデブリの脅威 高橋典嗣  【動画対応】 80

障害児と自然科学教育 2年越しに成功した藍の乾燥葉染め 芝田 隼人 84

行ってみよう科学探検 釧路市こども遊学館 古野 峻也 86

読者のひろば 88

理科サークル東西南北 90

科教協だより 91

読書室(子どもに読ませたい科学の本) 92

読書室(書評) 93

教育情報 94

次号予告・編集後記 96