『理科教室』編集部から
日本標準発行の「理科教室」はあと1号
『理科教室』は、日本標準からの発行があと1号のみです。ぜひ最後の3月号を手に取って、じっくりとお読みください。
3月号特集は「これからの生物学習」
日本標準からの発行の最後に、各分野の学習の「これまでとこれから」を連続して特集してきました。最後の3月号は、生物分野です。3月号では、「これから」の方に重心を移し、今後の生物学教育を見通す特集としました。
地球環境が変化し、DNAの研究が進み、医療や食生活が大きく変化している現在、小学校・中学校・高校で、これから生物をどのように見るか、とらえ直していくかを段階に応じて検討していくことがねらいです。その前提として、生物を見る視点で何が大切なのかを明確にする必要があります。教科書の内容をどう教えるのかではなく、王物の学習内容で、何が大事で何を教えていくべきなのかを、しっかりととらえて、深めでく必要があります。
生物学習は生(なま)もの、つまり生きているものを教えるのだという意識を、改めてしっかりと持っ必要があります。過去の科教協の実践記録から学ぶとともに、教える教師が身近な生物の凄さを一つでも生き生きと語ることが、求められます。この特集で、生物学習の大きな広がりを得ていただければ幸いです。
3月号の「今月の授業」は小・中の物理分野が集中。
- 小3「物の重さ」、
- 小5「『ふりこ』から『振動と音』」
- 、中3「仕事とエネルギー」
です。
実践記録は5本。
- 小2「生き物なかよし大作戦」、
- 小4「回路と電流」、
- 小6「大地のっくり」、
- 特別支援「中学校の特パ支援学級での動物学習」、
- 高校「地学基礎『気象』10時間」
です。
ほかにも、「理科教師日記」に、滴定についての記事があります。ぜひ、3月号にご期待を!
この号だけでなく、『理科教室』は毎号、様々な分野の記事が並び、特集と合わせて、読み応えがあり、かつ、役に立つ記事が満載です。
科学教育研究協議会編集 日本標準 刊
(2016年4月号からは本の泉社からの刊行となります↓)
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